骨盤は、男性と女性では形態がことなります。
下の図で観ると
左側が女性の骨盤で、右側が男性の骨盤です。
男女の骨盤形状の違いと特徴を簡単に図に線を示して紹介します。
骨盤の広さの違いについて(赤い線で示しました)
・女性の場合、左右の寛骨の間が男性に比べて幅が広めです。
・坐骨の間についても、寛骨の間と同様に、女性の方が男性に比べて幅が広めです。
骨盤の高さの違いについて(緑の線で示しました)
・骨盤の高さは、女性が男性よりも低いのが図を観るとわかります。
・骨盤を台形に例えると、
女性の骨盤は、高さが低い安定感がある台形で
男性の骨盤は、高さが高い台形状であるのがわかります。
骨盤上口について(青い線で示しました)
・骨盤の上口は、男性よりも女性は幅広く開口しています。
この形態の違いは、妊娠、とりわけ出産の機能に大きく関連していると思われます。
・分娩時には、
胎児の最も大きな部分である頭部が、まず骨盤上口に入り、
次いで、骨盤下口を通過しなければならないからである。
骨盤を観て、男女の違いを見極めるコツは、
骨盤の広さ・高さ・骨盤上口の大きさ(広さ)がポイントです!
形態的には、
女性の骨盤は、ハート型の形状をしており、
男性の骨盤は、高い台形状をしています。